ブダペストを知る

ブダペストを知る

※これは2019年8月のお話です

ブタとペスト

私はハンガリーのブタペストの事を事前によく調べていなかったため、着いてから色々と知ったことが多かった。

まず、ドナウ川を挟んで西側がブダ地区、東側がペスト地区と別れている
ブダ地区は山になっており、ブダ城がそびえ立っている。対してペスト地区は平地で商業施設が立ち並んでいる。

ドナウ川とブダ城

因みに私がブダペストについて知っているのは「夜景が綺麗」「温泉が有名」と言う2点だけだったのだが、実は街全体が世界遺産となっているらしい。因みに私は夜景に全く興味がないため、今回の旅行でポーランドからチェコへ行くか、ハンガリーに行くかでかなり寸前まで悩んでいた。ハンガリーにしたのは「まだ行ったことがない」という理由だったのだが、本当にハンガリーにして大正解だったとあとから実感した。その理由は一旦置いておき。。。

物価安すぎる問題

とにかく物価が安すぎてビビる。
スーパーで水買ったら50円とかだし!
地下鉄・トラム・バスの売り放題の3日券は1,500円くらいだし!
もう私ここで生きていきます(*´ω`)

因みに、今回の旅で実は2人の方とご縁があった。
ポーランドのクラクフでアウシュビッツビルケナウ収容所を見学した同じグループの中に、私と同じ一人旅の日本人の方いて、日本で教師をしているそうで意気投合して翌日にランチを一緒したのだが、集合場所に行くのに迷子になり、かなり時間ギリギリだったので、前から歩いてきた可愛い女性に道を尋ねたら、日本語ペラペラで「日本の方ですか?」と聞いたら香港の方で、日本のアニメや音楽が大好きで日本語覚えたらしく、その方は香港で教師をしているという何ともミラクルな出会いが立て続けに起こったのだ。香港の方が途中まで道案内してくれたのだが、日本の好きな音楽が全く同じで意気投合し、この後ハンガリーに行くというので、実は私もハンガリーに行くという話をしたら夜ごはん一緒に食べる事になり、二人で1つ星レストランへ行ったのだが、一人2,000円いかないという、、、、。人生初の1つ星レストランの料理は本当に美味しく、私この旅行で全ての運を使い果たしているのでは?と疑ってしまうほどに。

ブダペスト舐めてました!最高過ぎる!と心の中で叫び続けていた。

セーチェーニ鎖橋

夕飯の後は、香港の方と二人でブダペストで有名なセーチェーニ鎖橋へ。普段私は一人旅なので、夜に出歩くことは滅多にしないのだが(基本19時にはホテルに帰っている)、この時は折角なので二人でセーチェ鎖橋へ行って見る事に。
バスで移動したのだが夜景を見る観光客でいっぱい(笑)

そしてこちらが、夜のセーチェーニ鎖橋

全長380メートルもあり、こちらも観光客でごった返している。
橋からは前方にブダ城が見え、美しい姿がライトアップされている。

この橋は、19世紀に「セーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵」が橋の重要性を痛感し動き出した事から、伯爵の名前が付けられたらしい。
さらに、吊り橋になった経緯は、冬はドナウ川が凍り流氷などで橋がぐずれないようにするためだったとか。

実はこの橋は第2次世界大戦で空爆により破壊された。終戦後に復元するために川底に沈んだ橋の瓦礫を拾いあげ再建された。
現在、世界遺産に登録された歴史と市民の想いが詰まった建造物である。

昼間のブダペスト

昼間のペスト側はパリやバルセロナのように人通りが多くなく(おそらく皆さんブダの方面を観光している)静か。

ドナウ川沿いを歩いていると沢山の銅像に出会うが、誰なのか全然分からない(笑)
後で知ったのだが、この像は「画家イグナクロスコビクス」の銅像だったらしいのだが、検索してもどんな人物か分からなかった。ブダペストまだまだ未知な事が多い。。。

ブダペストのチケット販売機

そして歩道を歩いていると、唐突に現れる地下鉄、トラム、バスのチケットの自動販売機。
ブダペストは地下鉄の入り口付近に自販機が無い場合もあるので、1日券じゃない場合は見つけた時に買っておかねばなのだ。

ブダペストのスーパーで大量のお土産購入

各国のスーパーには必ず行くようにしているのだが、ホテル近くのスーパーにはお土産にできそうなお菓子が沢山あったので、大量買い!

何といっても通貨のフォリントが安いので、箱に入ったお菓子も200円くらいで買えてしまう(最高かよ)。ヨーロッパと言えばチーズだが、スーパーでカマンベールチーズ
因みにスーパーには、フレッシュなオレンジジュースが飲めるジューサーが設置してあるところが多く、自分でオレンジをジューサーに入れて搾りたてが飲めるのも最高(100円くらい)

スーパーのお菓子コーナー

誰かがお菓子の箱をこじ開け、中身を抜き取った模様。万引きは犯罪です。

因みにヨーロッパのスーパーは日本のようにカゴからカゴへと移してはくれない。
まずカゴに入れた自分の商品を1つずつベルトコンベアの上に置いていく。
置き終わったらベルトコンベアのところにバーが置いてあるので、自分のものはここまでですという目印のために、そのバーを置く。
そして、自分の番が来たら店員さんがバーコードを通しながらベルトコンベアの終点地でサクサク自分の袋に入れていかないと間に合わん!店員さんが全ての商品のバーコードを通し終わったら直ぐにお会計なので、もたもたしていると稀に「はぁ・・・・」とため息つかれる(笑)
しかもお会計が終わったら次の人の商品がベルトコンベアで流れてくるため、どれが誰のか分からなくならないように、さっさと買った商品はマイバックへ格納するべし!

日本のスーパーの接客のありがたさを日本人は全員知っておいてほしい。そして日本はそんなに過剰接客しなくていいと思っている私である。(さすがにため息はついてほしくないが)

要は愛嬌があれば雑でいいと私は思っている。私にとってその方が居心地がいい。

ホテルが最高すぎた

さて、マカロン事件から始まったホテルだが、もちろんマカロンは無料で食べてよく爆食いした。
さらに、夜中の2時頃に目が醒めてしまい眠れなかったのでルームサービスでホットミルクを頼もうと思ったのだが、私は英語が話せないため内線電話で注文とか(そもそも何番か分からん)無理ゲーなので、フロントに行って見る事に。
スタッフの方が2名いたのだが、「どうしましたか?」と聞かれ、「ホットミルク、ホシイ」と片言で伝えたところ、「眠れないのですか?」と、、。このホスピタリティよ!
で!さらに!レストランが閉まっているのかルームサービスの時間が終わってるのか分からんが、そんな事を言われて「私がホットミルクを作ってお部屋まで持っていくのでお部屋で待っててください」と!!このホスピタリティよ!(2回目)

しばらく部屋で待っていると、銀のトレーに乗ったホットミルク登場!「これで眠れますよ」と。。。

サービスのホットミルクと食い散らかされたマカロン

このホスピタリティよ!!!!(3回目)
しかも無料だったよ。「サービス」ですって!

おかげ様でホットミルク飲んで、ゆったり夢の中へ。
クスヌゥム(ハンガリー語でありがとう)

先ほどスーパーでの買い物で、日本の過剰接客はいらないと言ったが、
誤解のないように言っていくと、このホテルは5つ星でVIPルームに泊まっているため
それなりのお金は払っている。だからホスピタリティは欲しいし、そのためのVIPルームだと思っている。
何が言いたいかというと「それなりのサービスを求めるなら金は払おう」である。
日本はコンビニもスーパーもどこもかしこも過剰接客が疲れると言っているだけで、
流石に高級レストランやホテルで雑にされると嫌よ(;・∀・)

ブダべストでの観光と驚きはまだまだ続くのであった。。。

日記カテゴリの最新記事